シナリオ 2. キー・ストロークの送信

キー・ストロークをホスト・システムに送信するプログラムを組む際に、 注意を要する考慮事項がいくつかあります。アプリケーションの環境によっては、コマンドの発行は、 ストリングをキー入力し Enter (改行) キーを押すのと同じように簡単です。また、複数のフィールドのうちの 1 つにデータを入力できる、もっと複雑な 定様式画面を必要とするアプリケーションもあります。このような環境では、表示画面に記入する必要があるキー・ストロークを 理解している必要があります。

タブ・キーの略号 (@T; 略号の詳細なリストについては、一般を参照) を使用して、フィールド間をスキップすることができます。Send Key (3) 関数を使用して、キー・ストロークをフィールドに送信する場合、フィールドの長さと内容を知っている必要があります。フィールドに完全に入力したときに、 次の属性バイトが自動スキップになっていると、カーソルは次のフィールドに移動します。次にタブを発行した場合は、さらに別のフィールドにスキップします。

同様に、キー・ストロークでフィールドを完全に埋められなかった場合、以前に入力 したデータが残ることがあります。「フィールドの終わりまで消去」(Erase EOF) コマンドを使用して、この残った データを消去してください。