IBM 標準 EHLLAPI、IBM 拡張 EHLLAPI、および WinHLLAPI プログラミングの概要

本章では、高水準言語で書かれたアプリケーションに IBM® 標準 EHLLAPI (16 ビットおよび 32 ビット) 関数、WinHLLAPI (16 ビットおよび 32 ビット) 関数、 および IBM 拡張 32 ビット EHLLAPI (EHLAPI32) 関数を組み込むのに必要な情報を提供します。呼び出し形式、メモリー割り振りに関する考慮事項、インターフェースの初期化 の方法、およびアプリケーションのコンパイルとリンクの方法について詳し く説明します。また、簡単なサンプル EHLLAPI プログラム、およびこのプログラムを作成するのに 使用するコンパイル/リンクに関する命令も含まれています。この章の最後では、EHLLAPI インターフェースについて考えられる、一連の 用途 (シナリオ) を説明します。

EHLLAPI アプリケーションとは、EHLLAPI インターフェースを使用して ホスト 3270/5250/VT 表示スペースにアクセスする アプリケーション・プログラムのことです。表示スペースには、可視のエミュレーター文字データ、 フィールドおよび属性データ、キー・ストローク・データ、その他の情報が 含まれます。