使用上の注意

  1. Set Session Parameters (9) 関数での 4 つのパラメーター・セットがこの関数に関連しています。それらは SRCHALL/SRCHFROM、STRLEN/STREOT、 SRCHFRWD/SRCHBKWD、および EOT=c の各セッション・オプションです。詳細については、14 の項目を参照してください。
  2. Set Session Parameters (9) 関数を使用して、SRCHBKWD を指定することができます。このオプションが有効である場合、検索操作はストリングの最後の出現位置を検出します。
  3. Search Presentation Space 関数は、通常、全ホスト表示スペースをチェックします。しかし、Set Session Parameters (9) 関数を使用して SRCHFROM を指定することができます。このモードのとき、PS 位置パラメーターは検索の開始位置または検索の 終了位置を指定します。
    • SRCHFRWD オプションが有効な場合、指示されたストリング の検索を、指定された PS 位置から開始し、ホスト表示スペースの終わりに向かって実行します。
    • SRCHBKWD オプションが有効な場合、指示されたストリングの 検索を、表示スペースの終わりから開始し、指定された PS 位置 に向かって逆方向に実行します。該当ストリングが検出されない時には、検索は呼び出し PS 位置パラメーターで 指定された PS 位置で停止します。
  4. ホスト表示スペース内に複数回出現する可能性のある キーワードを検索する場合には SRCHFROM オプションも使用できます。
  5. Search Presentation Space 関数は、ホスト表示スペースが使用可能かどうかの判別にも使用できます。ユーザーの EHLLAPI アプリケーション・プログラムがデータ送信の前に特定のプロンプトまたはメッセージを要求している場合、Search Presentation Space 関数を使用して、 処理続行の前にプロンプトまたはメッセージをチェックすることができます。
注: 5250 エミュレーションは、24 行 80 桁の表示スペースをサポートします。Communication Manager 5250 エミュレーションが 25 番目の行を表示するインスタンスもあります。このようなことが起こるのは、ホストからのエラー・メッセージが表示される場合、またはオペレーターが SysReq キーを選択する場合です。 Z and I Emulator for Windows行 24 に 25 行目の情報を表示しますが、通常は実際の 24 行目を表示します。ステータス・バーに 情報が表示される場合は、ステータス・バーがその情報用に構成されている必要があります。ステータス・バーの構成については、「Quick Beginnings」を参照してください。EXTEND_PS オプションによって、EHLLAPI アプリケーションは Communication Manager EHLLAPI と同じインターフェースを使用することができ、このような状況が発生したときに有効な表示スペースが拡張されます。