使用上の注意

  1. Set Session Parameters (9) 関数を使用して 、FPAUSE オプションか IPAUSE オプションを選択すると、 この関数を呼び出すときの停止時間の長さに影響を与えます。詳しくは、6 を参照してください。
  2. 呼び出しデータ・ストリング長パラメーターに入力される値は、 Pause 関数が待機する時間の最大数 (2 分の 1 秒単位) です。20 秒の休止の場合、呼び出しデータ・ストリング長パラメーターに 16 進数値の 0028 (10 進数で 40) を渡す必要があります。
  3. IPAUSE オプションを使用し、Pause 関数の値がゼロの場合、Pause 関数は最大 2400 (2 分の 1 秒単位) 待機します (これより前に割り込みが発生しない場合)。FPAUSE オプションを使用し、Pause 関数の値がゼロの場合は、 この関数は即座に戻ります。
  4. IPAUSE オプションを使用するときは、ホストのイベントにより一時停止の条件が満たされたら、Query Host Update (24) 関数を呼び出して次の Pause 関数の前にキューを消去してください。Pause 関数は、Query Host Update (24) 関数が完了するまで、継続して保留状態のイベントの条件を満たします。
  5. Pause 関数の実際の最大値は 2400 です。Pause 関数は次のようなタスクには使用しないでください。
    • 非常に長い期間の遅延 (例えば、数時間に渡るものなど)。
    • システム時刻クロックの検査前および EHLLAPI プログラム実行の続行前の、 適切な時間 (20 分) を超える遅延。
    • Pause 関数で作成される時間間隔は近似値であるため、 高機能タイマーを必要とするアプリケーションを使う場合。
    • ループ内での時間間隔ゼロの設定。
  6. IPAUSE 設定および割り込み可能休止は、指定された ホスト表示スペース (PS) またはオペレーター情報域 (OIA) が 更新されたかどうかを EHLLAPI アプリケーションが判別できるようにします。以下の 3 つの関数を使用します。
    • Start Host Notification (23)
    • Query Host Update (24)
    • Stop Host Notification (25)

    Start 関数が呼び出されるときに IPAUSE を使用して、 ホスト表示スペースまたは OIA (あるいはこの両方) が更新を受信するまで、アプリケーションを待機させることができます。受信が完了し、アプリケーションが変更点を判別するために Query 関数を発行できるようになった時点で、Pause は終了します。続いて、アプリケーションは Search Presentation Space (6) を発行し、予期した更新が行われたかどうか調べます。