プログラミング上の留意点

次に、それぞれの制御コードの説明をしますが、その前に制御コードが途中で 分離してしまったり、中途半端な形で制御コードが送られてきたりした場合の プリンター側の対応について簡単に述べます。

制御コードが途中で一時中断されても、プリンターは残りの部分を待機します。その後送られてきたデータ・ストリーム (データや 制御コードの一連の流れ) が中断される前に送られていたものと 整合性があれば (つまり、つなげてみて 1 つの完全なprinter制御コードに なれば)、そのまま処理されます。

整合性がない場合はエラーとなります。「Invalid Printer Parameter」の否定応答がホスト・システムに送り返されたり、 No-op (No operation- 意味のないコードとして無視すること) となったりします。制御コードの中にエラーがあっても、詳細情報はホスト・システムに送信されません。プログラムを組むときは、必 ず印刷テストを繰り返してデータ・ストリームのチェックを十分行う必要があ ります。