キーボードのレイアウトおよびマッピングのリファレンス


キーボード・マッピング

この章では、ホスト・システムでサポートされるキーボード・マッピングについて説明します。キーボードはインストールまたはカスタマイズ手順の間に選択されます。キーボード・レイアウトを使用して、キーボード上の文字の位置を探すことができます。詳細については、エミュレーター・ユーザーのための解説書 を参照してください。

表示されている 3 または 4 文字のキーに対し、表 1 のキーの組み合わせを使用して必要な右上および右下の文字を生成します。左下の文字には追加のキーは必要ありません。左上の文字にはシフト・キーを使用します。

表 1. 右上と右下の文字に対するキーの組み合わせ

 
 

 
右下の文字
拡張テンプレート1
右上
すべての文字
テンプレート
デンマーク AltGr Ctrl
フィンランド AltGr Ctrl
ノルウェー AltGr Ctrl
スウェーデン AltGr Ctrl
その他 AltGr なし

1
Alt および AltGr キーは DOS モードで拡張キーボード上の同じ文字を生成します。

ローカル編集キー

表 2 にローカル編集で使用されるキーを示します。これらのキーは、ローカル編集モードと対話式編集 (ECHO) モードとの間で異なる動作をします。

表 2. ローカル編集キー

VT キーの略号 ローカル編集ファンクション ローカル編集モードでのアクション
VT 検索 ホーム・カーソル メモリー内のページの左上の位置にカーソルを移動します。
VT 挿入 挿入/上書き 新しく入力した文字が既存の文字を右にずらすか、既存の文字を置き換えるかを選択します。
VT 削除 クリア すべての文字の無保護フィールドをクリアします。SHIFT キーと組み合わせて押して、画面移動領域の無保護フィールドをクリアします。
VT 選択 編集 SHIFT キーと組み合わせて押して、ローカル編集モードを開始または終了します。状況表示行は現在の状態を示します。
VT 前画面 PrevPage 前のページの始めにカーソルを移動します。
VT 次画面 NextPage 次のページの始めにカーソルを移動します。
VT PF1 Tab 以下の最初のオカレンスにカーソルを移動します:
  • 無保護フィールドの先頭のタブ停止位置
  • 無保護フィールド
  • 画面移動領域の終わり
このキーと一緒に SHIFT を押すと、以下の最初のオカレンスにカーソルが戻ります:
  • 前のタブ停止位置
  • 現在の無保護フィールドの先頭
  • 前の無保護フィールドの先頭
  • 画面移動領域の先頭
VT PF2 行の挿入 画面上で空白行を追加し、後続行を下に移動します。このキーは保護フィールドを含む行では選択できません。
VT PF3 DeleteLine 画面から行を削除し、後続行を上に移動します。このキーは保護フィールドを含む行では選択できません。
VT PF4 DeleteChar カーソル位置の無保護文字を削除します。
VT Numpad の Newline の入力 送信 編集済みテキストのブロックをホストに送信します。行転送を選択した場合、転送キーのように動作します。

Home3270 のキー・マップ

このセクションでは、次の制御コードの位置を示します。
NUL (X'00')
ESC (X'1B')
FS (X'1C')
GS (X'1D')
RS (X'1E')
US (X'1F')

キーの BASE および UP SHIFT 位置に割り当てられた文字にかかわらず、これらの制御コードの位置は固定であり、すべての言語 (米国英語を含む) で共通です。これらの制御コードは図 6 から図 7 に示すキーの CONTROL 位置に配置されます。

図 6. 日本語以外のキーボードのキーボード・コア・セグメントの共通制御コード

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図 7. 日本語キーボードのキーボード・コア・セグメントの共通制御コード

REQTEXT

その他の制御コードは、各言語で異なります。これらの制御コードは関連する英字キーの CONTROL 位置に配置されます。これらの制御コードおよび関連する英字は次のとおりです。

表 3. キー・セグメント B のその他の制御コード・マップ

制御コード 関連する文字
SOH (X'01') a
STX (X'02') b
ETX (X'03') c
EOT (X'04') d
ENQ (X'05') e
ACK (X'06') f
BEL (X'07') g
BS (X'08') h
HT (X'09') i
LF (X'0A') j
VT (X'0B') k
FF (X'0C') l
CR (X'0D') m
SO (X'0E') n
SI (X'0F') O
DLE (X'10') p
DC1(XON) (X'11') q
DC2 (X'12') r
DC3(XOF) (X'13') s
DC4 (X'14') t
NAK (X'15') U
SYN (X'16') v
ETB (X'17') w
CAN (X'18') x
EM (X'19') y
SUB (X'1A') z

以下に、英語拡張キーボードの制御コード・マッピングの例を示します。

図 8. 英語拡張キーボードのキーボード・コア・セグメントの制御コード・マップ

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