SendKeys

SendKeys メソッドは、ECLPS オブジェクトに関連した接続用の表示スペース内に、 キーのヌル終了ストリングを送ります。SendKeys メソッドには 3 種類のシグニチャーがあります。位置を指定しないと、現行ホスト・カーソル位置を先頭として キー・ストロークが入力されます。位置を指定することができ (線形または行/列座標で)、 その場合、ホスト・カーソルはまず指定位置に移動されます。

テキスト・ストリングにはプレーンなテキスト文字を含めることができ、 それは、そのまま表示スペースに書き込まれます。さらに、このストリングには、3270 Enter キーや 5250 PageUp キーなどの さまざまな制御キー・ストロークを表す組み込みキーワード (略号) を 含めることができます。キーワードは、大括弧で囲みます (例えば、[enter])。ストリング内でこのようなキーワードが検出されると、 適切なエミュレーター・コマンドに変換されてから送られます。テキスト・ストリングには、さまざまな平文の文字および組み込みキーワード を含めることができます。キーワードは左から右に向かって、最後にストリングの終わりに達するまで 処理されます。例えば、次に示すストリングの場合、文字 ABC は 現行カーソル位置に入力され、その後に 3270 EOF 消去 (Erase-end-of-field) キー・ストローク が続き、その後に 3270 Tab キー・ストローク、XYZ および PF1 キーと続きます。
ABC[eraseeof][tab]XYZ[pf1]
注: ストリング内のブランク文字は、他のすべてのプレーン・テキスト文字と同様、 ホストの表示スペースに書き込まれます。したがって、キーワードやテキストを区切るのにブランクを使用してはなりません。
左または右の大括弧文字をホストに送るには、 テキスト・ストリング内でそれを 2 度繰り返します (例えば、1 つのブラケットが 書き込まれるようにするには、ブラケットは 2 回出現する必要があります)。次に示す例の場合、ストリング「A [:]」が表示スペースに書き込まれます。
A[[:]]

画面上の保護位置にキー・ストロークを書き込もうとした場合、 キーボードはロックされ、残りのキー・ストロークは破棄されます。

キーワードのリストは、Sendkeys 略号キーワードを参照してください。