使用上の注意

ECLPageSettings は ECLConnection から派生するため、ECLConnection オブジェクトに含まれるすべての情報を取得できます。詳しくは、ECLConnection クラスを参照してください。

ECLPageSettings オブジェクトは、作成時に識別された接続用に作成されます。ECLPageSettings オブジェクトを作成するには、接続 ID (A から Z の単一の英字) または接続ハンドル (通常は ECLConnection オブジェクトから取得) を渡します。1 つの名前またはハンドルに対して、一度に 1 つの Z and I Emulator for Windows 接続しかオープンできません。

ECLSession クラスは、このオブジェクトのインスタンスを作成します。ECLSession が提供する他のサービスをアプリケーションで必要としない場合、 このオブジェクトを単独で作成しても構いません。それ以外の場合、ECLSession オブジェクトを作成することを検討し、ECLSession によって作成されたオブジェクトを使用してください。詳しくは、ECLSession クラスを参照してください。

各メソッドは、ECLPageSettings オブジェクトに関連する接続の特定の接続タイプのみをサポートします。サポートされる接続タイプについては、各メソッドのセクションで説明します。メソッドが、サポートされない接続上で呼び出されると、 例外がスローされます。メソッド GetConnType を使用して接続タイプを判別してください。

CPI、LPI、および FontSize はプロパティー FaceName によって決定されます。そのため、FaceName を設定する前に CPI、LPI、および FontSize を設定し、 それらの値が FaceName プロパティーに対して有効ではない場合、異なる CPI、LPI、または FontSize 値が接続で再構成される場合があります。CPI、LPI、または FontSize を設定する前に FaceName 値を設定する必要があります。あるいは、FaceName を設定するたびに CPI、LPI、および FontSize を照会して、希望する値を使用していることを確認できます。