PDT ファイル (3270 および 5250)
PDT (プリンター定義テーブル) は、PDF (プリンター定義ファイル) から コンパイルされます。PDF には、ユーザーのプリンターが認識し、サポート する必要のあるプリンター・コマンドが入っています。
基本的なプリンター言語には、次のものがあります。
- PCL
- プリンター制御言語 (Hewlett-Packard)
- PPDS
- ProPrinter データ・ストリーム (IBM®)
- ESC/P
- プリンター制御言語 (Epson)
- POSTSCRIPT
- (この言語のための PDF はありません。)
多くのプリンターは、これらの言語の中から複数のものをサポートし ます。ほとんどのプリント・ドライバーは、PJL (プリンター・ジョブ言語) を 使用して、コピー数の設定などのその他のジョブ制御機能を実行します。
異なるプリンター・モデルごとに PDF を用意する必要はありません。 プリンターのモデルが増えたため、PDF はプリンター・モデルに対してではなく、 プリンター言語に対して指名するようになりました。
従来の SBCS の PDF および PDT は、現在では Z and I Emulator for Windowsに同梱されていませんが、 製品の Web サイトから入手することができます。既に PDF を変更している場合は、表 1 に示されている 以外の PDF および PDT もインストール時に保持されます。
PDF 内の End_Job ステートメントには、 各印刷ジョブの終わりにプリンターに送られるプリンター・コマンドが入っています。End_Job の中に、用紙送り (PDT の FFF) として定義された文字が入っていれば、用紙送り (FF) がプリンターに送られます。ただし、これは、ホスト・アプリケーションが FF でジョブ終了と なる場合 (これが普通です) は、必要ではありません。プリント・ドライバーによっては、 必要に応じて FF を追加するものがあります。また、ほとんどの プリント・ドライバーは余分の FF を無視します。したがって、FFF は、 通常は、FF を使用していないホスト・アプリケーションを守るためのものです。 これで、ふつうは問題になりません。しかし、 ブランク・ページが余分に出力される場合は、FFF を除去してください。
プリンター定義ファイル (PDF) 名 | 注釈 |
---|---|
ibm5577a | (FFF なし) |
ibm5577b | (FFF なし) |
lbp4 | |
提供されている basic_ascii PDF にはプリンター・コマンドが 含まれていないため、プリンターまたはファイルには ASCII テキストのみが送信されます。付属の PDT も同梱されます。この PDF は SBCS 専用です。