DSPMBRLST コマンドの使用

iSeries、eServer™ i5、または System i5® からファイルをworkstationに転送する場合、「貼り付け」の機能を使用することができます。あらかじめ転送したいライブラリー/ファイル (メンバー) 名を 「編集」メニューの中の「コピー」機能を使ってコピーしておけば、転送要求の画面上で「貼り付け」ボタンをクリックすることによって転送するホスト・ファイルとして表示できます。特に複数のファイルを一度に転送しようとする場合に便利です。

iSeries、eServer i5、または System i5 のファイルまたはメンバーをリストするには DSPMBRLST コマンドを使用します。コマンドの形式は次のとおりです。
DSPMBRLST LIB(lib-name) FILE(file-name)
LIB パラメーター
転送元ライブラリー名を入れます。デフォルト値は、*USRLIBL です。一般名に *ALL、* などの広範な指定は可能ですが、時間がかかります。iSeries、eServer i5、または System i5 ファイルまたはメンバーは、特定の名前が指定されている場合、より効率的にリストされます。
FILE パラメーター
転送元ファイル名を入れます。デフォルト値はありません。パラメーターを指定する必要があります。一般名の *ALL および * を指定できます。

このコマンドを実行すると、「ライブラリー/ファイル (メンバー)」の 一覧が画面上に表示されます。1 画面で表示しきれない場合は、画面の右下が「続く...」になっています。前ページ/次ページ・キーで画面をスクロールします。必要に応じて、「編集」メニューの 中の「コピー」または「コピー - 追加」機能で、「貼り付け」用のデータを作ってください。