ファイル・オプション

使用できるファイル・オプションは、接続するホスト・システムのタイプと、セッションが構成されたときに選択されたホスト・コード・ページによって異なります。表 1 にファイル転送オプションのモード値をリストします。表 2 に転送オプションをリストします。

表 1. ファイル転送オプションのモード値
モード ホスト・コード・ページ
   
SBCS その他

表 2 は、PC/3270 のオプションをリストしています。

表 2. 転送ファイル・オプション
ファイル・オプション ホスト・システム モード 変換の詳細
ASCII

VM/CMS MVS/TSO ICS

SBCS

ファイルの送信時には、次のような変換が行われます。
  • workstationの 1 バイト・コードを EBCDIC コードに変換します。
  • RS (16 進 1E) と US (16 進 1F) を SO (16 進 0E) と SI (16 進 0F) に変換します。
ファイルの受信時には、次のような変換が行われます。
  • EBCDIC コードをworkstationの 1 バイト・コードに変換します。
   
CRLF

VM CMS MVS/TSO CICS

SBCS

ファイルの送信時には、次のような変換が行われます。
  • CRLF (16 進 0D0A) を各行の終わりから除去しません。コードは、 各レコードの区切りとして見なされます。
  • EOF (16 進 1A) は、各ファイルの終わりから除去されます。
ファイルの受信時には、次のような変換が行われます。
  • CRLF (16 進 0D0A) を各行の終わりに追加します。
  • EOF (16 進 1A) を各ファイルの終わりに追加します。「APPEND」が指定されると、 EOF を既存ファイルから除去し、追加されたファイルの終わりに付けます。
APPEND

VM/CMS MVS/TSO

SBCS

送信ファイルを既存ホスト・ファイルに追加します。受信ファイルを既存workstation・ファイルに追加します。
SRC

OS/400 i5/OS

SBCS

このオプションは 「送信」の場合のみに有効です。SRC にチェックがある場合には、宛先ファイルは 物理ソース・ファイルのメンバーとして保管されます。ホスト・システム上にファイルが既に存在している場合は、このオプションは無視されます。