図形文字の消去によって発生する画面の穴

ある文字がグラフィック・イメージの上に重なると、その文字の表示位置で グラフィック・イメージが消去されます。グラフィック・イメージが表示されている位置に ヌル文字または透過属性をもつスペースを入力しても、その文字セル内の グラフィック・イメージは消去されません。

「ディスプレイの設定」ウィンドウの「再描画」の設定で、「ホスト」または「保持」を選択すると、グラフィック・イメージ内の文字が消去されたとき、グラフィック領域に穴が現れます。これは、これら 2 つのモードにはビットマップ・イメージがないため、 画面上で部分的な再描画が実行できないからです。

「再描画」「ビットマップ」モードを選択すると、アプリケーションが作成するグラフィック領域では、グラフィック・イメージ上で英数字 (NULL と SPACE を含む) を消すような穴はなくなります。

画面を復元するには、次のいずれかの処置を実行してください。
  • PA3 キーを押して、アプリケーション・プログラムに画面を再描画させます。
  • 保持モードで保持されているグラフィック・イメージを最小化してから元に戻した後、 再描画するか、またはビットマップ・モードを選択します。
注: 「ディスプレイの設定」ウィンドウで「再描画」の設定値を変更した場合、設定内容は次の描画時から有効になります。