描画用バッファー・サイズ

描画用バッファーのサイズは、グラフィック機能の「再描画」に設定されて いる内容によって異なります。

「再描画」を設定するには、セッション・ウィンドウのPreferences → Appearance → Display Setup from the Edit menuをクリックします。「カテゴリー」から「グラフィック」を選択します。

「再描画」のオプションの項目から「ホスト」を選択した場合、バッファーは必要ありません。

「保持」を選択すると、グラフィック実行モジュールはすべての再描画データをバッファーに格納します。このようなバッファーを「保持バッファー」といいます。バッファーのサイズは、 アプリケーション・プログラムが作成するグラフィック・データの複雑さによって異なります。例えば、簡単な表であれば、10 KB から 20 KB のバッファー・サイズになりますが、 複雑なグラフィック・イメージでは 200 KB から 300 KB のバッファー・サイズになります。

「再描画」の設定で「ビットマップ」を選択する場合、保持バッファーのサイズと互換ビットマップのサイズの合計がバッファーのサイズになります。

(高さ) x (幅) x (面の数) x (ビット数/ピクセル)/8 バイト

例えば、VGA 16-Color Display Model 2 (24x80) で 7x12 のフォントを選択した場合のビットマップ・サイズは以下のようになります。

(7x80) x (12x24) x 1 x 4 / 8 = 80 KB

IBM® PS/55 High-Resolution 256-Color Display Model 2 で 12x20 のフォントを選択した場合のビットマップ・サイズは以下のようになります。

(12x80) x (20x24) x 1 x 8 / 8 = 460 KB