コード・ページ用のワークステーション・プロファイル・パラメーター

希望するコード・ページをフォントがサポートしていないことがあり、特定の文字セット (例えば、ラテン 2) 内に間違った文字が印刷される場合があります。Z and I Emulator for Windows ではワークステーション・プロファイル・パラメーターが用意されており、これによりプログラムは希望のフォントによってサポートされている異なるコード・ページを使用することができます。

以下の条件を満たす場合は、PrinterFontCodePage パラメーターを使用できます。
  • 希望するフォントがエンコードされているプリンター・フォント・コード・ページを 指定することができる。
  • Z and I Emulator for Windowsが、ホスト・コード・ページおよびプリンター・フォント・コード・ページの変換テーブルを備えている。

ただし、Z and I Emulator for Windows のリリースによっては、ワークステーション・プロファイルの 手動調整を必要とするものがありますので、.ws ファイルを変更する前に別のフォントを使用してみてください。Z and I Emulator for Windows の「ページ設定」パネルには、 すべてのディスプレイ・セッションおよびすべての 3270 ホスト印刷セッション用のフォントがリストされています。5250 印刷セッションの場合、手動で PCSPD.DAT ファイルを変更して、使用するフォントを制御することができます。Courier New フォントは、ほとんどの言語および対応するコード・ページをサポートしています。

.ws ファイルを編集するには、PrinterFontCodePage パラメーターを、 使用したいサポートされているコード・ページの値に変更しなければなりません。このオプションは [Printers] セクションに大/小文字を区別して書き込まなければなりません。適切なパラメーター構文の例については、以下を参照してください。このパラメーターは、 [Printers] セクション・ラベルのすぐ後に入れる必要はありません。
[Printers] 
PrinterFontCodePage=852 

この場合、目的のフォントはコード・ページ 852 でエンコードされます。Z and I Emulator for Windows は、 標準の Windows コード・ページを使用するのではなく、既存の異なる変換テーブルを使用してデータを EBCDIC から 852 に変換します。

このオプションは、Z and I Emulator for Windows 5250 プリント・セッション用の「ページの設定」パネルに入っています。