Telnet 接続の VT のためのリンクの構成

Telnet 接続の VT は、TCP/IP (伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル) を使用するアプリケーションであり、ASCII ホストへのリモート・ログオンを可能にします。TCP/IP は、 ローカル・エリア・ネットワーク (LAN) と広域ネットワーク (WAN) の両方に 接続機能を提供し、複数の LAN と複数の WAN の間の情報の経路を定める機能を備えています。主要な TCP/IP ネットワーク (インターネット) では、IP アドレスを固有なものとし、企業間の通信を可能にするために、標準化されたアドレッシング方式を使用しています。

Z and I Emulator for Windows での Telnet 接続の VT では、Windows Sockets バージョン 1.1 のインターフェースをサポートする TCP/IP スタックが必要です。スタック・プログラムのためのインターフェースを提供し、 Windows Sockets V1.1 インターフェースをサポートするために、WSOCK32.DLL が Windows システム・ディレクトリーまたは現行パスに入っていなければなりません。

Telnet 接続の VT では、以下の接続パラメーターを定義する必要があります。
  • ホスト名または IP アドレス (必須)
  • ポート番号 (オプション)
  • 端末 ID (オプション)
  • 自動再接続 (オプション)
ホスト名または IP アドレス
ターゲット・ホストの英字名か、またはその数値 IP アドレスのいずれかを指定します。
ホスト名
ターゲット・ホストの名前はストリング
ホスト IP アドレス
ターゲット・ホストの IP アドレスは、小数点表記法で表されます (例えば、0.0.0.0)。
ポート番号
ターゲット・ホストの Telnet ポートの 10 進数を指定します。デフォルト値 23 が標準の Telnet ポートです。
端末 ID
VT エミュレーターと Telnet サーバーは、該当する接続を折衝するために 端末 ID を使用します。ホストの正しい端末 ID については、Telnet の管理者に尋ねてください。デフォルト・ボックスを選択した場合、 デフォルト値は、以下の表に示すマシン・モードから選択されます。
マシン・モード デフォルトの端末 ID
VT340 DEC-VT220
VT100 DEC-VT100
VT52 DEC-VT52
ANSI ansi
自動再接続
セッションがホストから切断されても、このボックスを選択した場合は、 自動的に再接続されます。

デフォルトでは、このオプションは選択されていません。