GROUP BY

この項目は、iSeries、eServer™ i5、または System i5® ファイルのレコードを複数のグループに分類する場合にのみ指定する必要があります。GROUP BY に値を指定しなかった場合、全レコードは 1 つのグループとして扱われます。

GROUP BY が表示されていない場合は、画面右下にある「グループ」を選択すると、GROUP BY を表示することができます。GROUP BYHAVING は同時に表示されますが、いずれか一方を指定しても、両方を指定しても、または両方とも指定しなくてもかまいません。

GROUP BYHAVING が表示されたが、それらの項目を使用したくない場合は、「グループ取消」を選択してください。2 つの項目とも表示されない状態になります。

いくつかのレコードを複数のグループに分けたい場合は、グループ化の 元にしたいフィールドを 1 つまたは複数指定します。レコードは最初に指定したフィールドによってグループ化され、その後、2 番目 に指定したフィールドによってグループ化され、以下同様にグループ化されます。例えば、次のように指定したとします。
SHIFT, DEPTNO
この場合、まず SHIFT によってレコードがグループ化され、ある 1 つのグループに属するレコードは、すべて SHIFT と同じ値を もつようになります。その後、それぞれのグループに属するレコードは DEPTNO によって 再度グループ化されます。ある特定の SHIFT の値をもつ レコードが 1 つだけしかない場合、そのグループに属するレコードは 1 つだけになります。

フィールド名は必ずコンマ (,) で区切らなければなりませんが、ブランクは入れても入れなくてもかまいません。最高 50 個までフィールド名を指定することができます。これらのフィールドは、「転送元」に定義されたレコード形式内で定義されていなければなりません。

フィールドの名前がわからない場合には、「参照」を選択すれば該当レコードに入っているすべてのフィールドのリストが表示されます。

GROUP BY を指定した場合、各グループの要約レコードを転送するには、必ず SELECT を指定しなければなりません。