既存ファイルの既存メンバーにデータを転送する

workstationから既存の iSeries、eServer™ i5、または System i5® メンバーにデータを転送する場合には、次の考慮事項に注意してください。
  • データを既存メンバーに転送する場合、workstationから 新たに転送されるデータによってそのメンバーのデータが置換されます。
  • iSeries、eServer i5、または System i5 メンバーにデータが入っている場合には、既存メンバーに入っているデータが転送されるデータによって置換されることを示すメッセージが表示されます。
  • 以前に iSeries、eServer i5、または System i5 から転送したデータを戻す場合 (例えば、workstation で iSeries、eServer i5、またはSystem i5 マスター・ファイルを更新する場合など) の影響について考慮してください。

    例えば、iSeries、eServer i5、または System i5 からworkstationへの転送要求を発行して、iSeries、eServer i5、または System i5 ファイルのフィールド・サブセットのみを転送することができます。この場合、workstationから iSeries、eServer i5、または System i5 にデータを戻すときに、その iSeries、eServer i5、または System i5 ファイルに含まれているサブセットのみを転送できます。iSeries、eServer i5、または System i5 ファイルで定義されているにもかかわらず転送されないフィールドには、文字フィールドの場合にはブランクが、数値フィールドの場合には 0 またはファイル作成時に指定された値が入ります。

    したがって、データは必ず別の iSeries、eServer i5、または System i5 ファイルに転送されなければなりません。その後 iSeries、eServer i5、または System i5 アプリケーション・プログラムを実行して、転送されたデータを iSeries、eServer i5、または System i5 ファイルに組み込む必要があります。iSeries、eServer i5、または System i5 マスター・ファイルの更新処理を制御する場合は、以下の操作手順に従ってください。

    ユーザーが特定の iSeries、eServer i5、または System i5 ファイルにデータを転送できないようにするには、そのファイルの権限レベルが正しく定義されていることを確認してください。