データ転送機能の概要

PC400 により、ホストとworkstation間でデータを転送することができます。データ転送機能は、「データ転送」アイコンをクリックすることによって手動で起動することができます。データ転送アプリケーションは、Send File to Host from the Actions menuをクリックしたとき、 およびReceive File from Host from the Actions menuをクリックしたとき に、5250 セッションから自動的に呼び出されます。このデフォルト値は、通常のファイル転送機能を呼び出すために変更できます。そのためには、Preferences → Transfer from the Edit menuをクリックし、次に、「property page」で「データ転送」ラジオ・ボタンを「一般」タブでクリックします。

本章で説明するデータの転送は、PC400 のファイル転送で説明する ファイルの転送とは異なります。主な違いは、次の表のとおりです。

表 1. データ転送の要約
転送のタイプ iSeries、eServer™ i5、または System i5® で必要な製品 アクセス方式 送受信の単位 iSeries、eServer i5、または System i5 への接続のタイプ
ファイル転送 Z and I Emulator for Windows・ツール (PCT/400、ファイルの転送を参照)
  • セッション・ウィンドウの「転送」メニュー
  • ファイル転送を起動する EHLLAPI アプリケーション
  • ファイル転送を起動する DDE アプリケーション
  • ファイル転送を起動するマクロの実行
  • ツールバーの「送信」ボタンまたは「転送」ボタンをクリック
ファイル全体 ディスプレイ・セッション
データ転送 PC Support/400 V2R2 または V2R3、OS/400® V3R1 またはそれ以降、あるいは i5/OS1 「データ転送」アイコンまたは「アクション」メニューから「ファイル転送」を 選択 データベース内のフィールド、レコード、ファイル
  • TCP/IP
1OS/400 および i5/OS では、データ転送のためにホスト・トランザクション・プログラムが提供されます。