戻りパラメーター

この関数はデータ・ストリング長および戻りコードを戻します。
長さ:
Convert Position 関数 (呼び出しデータ・ストリング内の 2 番目の文字が P) については、1 から 43 (PC/3270 の場合) または 27 (PC400 の場合) が戻されます。この値は、呼び出し PS 位置パラメーターに含まれた PS 位置を含む行の番号です。上限値は、ホスト表示スペースの構成によっては、 43 (PC/3270 の場合) または 27 (PC400 の場合) よりも小さくなります。

Convert RowCol 関数 (呼び出しデータ・ストリングの 2 番目の文字が R) の場合、0 という値は、行についての入力値 (呼び出しデータ・ストリング長パラメーター) にエラーがあることを示します。

戻りコード:
Convert Position または RowCol 関数は、4 番目の戻りパラメーターに常に戻りコードがあるという規則から除外されています。この関数に関しては、4 番目のパラメーターに戻される値は状況コードです。この状況コードには、データまたは戻りコードが含まれることがあります。予測不能な結果やエラーを避けるため、アプリケーションはこの状況コードの 処理機能を備えている必要があります。
  • 4 番目のパラメーターの値が、0、9998、9999 のいずれかである場合は、 戻りコードです。
  • Convert Position 関数 (呼び出しデータ・ストリング内の 2 番目の文字が P) の場合、1 から 132 の間の値は、呼び出し PS 位置パラメーターで渡された PS 位置を含む桁の番号です。上限値は、ホスト表示スペースの 構成によっては、132 よりも小さくなります。
  • Convert RowCol 関数 (呼び出しデータ・ストリング内の 2 番目の文字が R) の場合、1 から 3564 の間の値は、呼び出しデータ・ストリング長パラメーターと PS 位置パラメーターでそれぞれ渡された行と桁の値に対応するホスト表示スペースの位置を表します。上限値は、ホスト表示スペースの構成によっては、3564 より も小さくなります。

以下の状況コードが定義されています。

状況コード 説明
0 これは無効な PS 位置または桁です。
>0 これは PS 位置または桁です。
9998 無効なホスト表示スペース ID が指定されたか、 またはシステム・エラーが発生しました。
9999 データ・ストリング内の 2 番目の文字が P でも R でもありません。