パラメーターの形式および説明

char cShortSessionID
表示スペースの短縮セッション ID。
const PAGEINFO * const pPageInfo
ページ設定値が通知される PAGEINFO 構造体へのポインター。
nFlags
構造体の有効なメンバーを示す、ビット・フラグの組み合わせ。これらのフラグを単独で使用す るか、論理和演算で処理することにより、プロパティー・ペ ージ (PCSAPI32.H に定義されています) を復元することができます。各フラグと、対応する構造体内 の有効なメンバーは以下のとおりです。
フラグ
構造体内の有効なメンバー
PCS_PAGE_CPI
nCPI
PCS_PAGE_LPI
nLPI
PCS_PAGE_FACE_NAME
szFaceName
PCS_PAGE_MPL
nMPL
PCS_PAGE_MPP
nMPP
nCPI
1 インチあたりの印刷文字数。

フォント CPI を選択するには、nCPI の HIWORD を 1 に設定します。 nCPI の LOWORD は無視されます。

特定の CPI 値を選択するには、以下を行ってください。
  1. nCPI の HIWORD を 0 に設定します。
  2. nCPI の LOWORD を実際の CPI 値に設定します。
nLPI
1 インチあたりの印刷行数。

フォント LPI を選択するには、nLPI の HIWORD を 1 に設定します。nLPI の LOWORD は無視されます。

特定の LPI 値を選択するには、以下を行ってください。
  1. nLPI の HIWORD を 0 に設定します。
  2. nLPI の LOWORD を実際の LPI 値に設定します。
szFaceName
プリンター・フォントの書体名。これはヌル終了ストリングでなければなりません。
nMPL
1 ページに印刷可能な最大行数。

これは MPL (Maximum Print Lines) ともいいます。サポートされる範囲は、1 から 255 です。

nMPP
1 行に印刷可能な最大文字数。

これは MPP (Maximum Print Position) ともいいます。サポートされる範囲は、1 から 255 です。

ULONG * const pErrorInfo
API が戻りコード PCS_FAILURE で失敗した場合に、詳細なエラー情 報が記載されます。詳細なエラー情報が必要ない場合、このフラグは呼び出し側によって NULL に設定される必要があります。

これはビット・フラグの組み合わせで、正常に設定できない PAGEINFO 構造体のメンバーを記述します。これらのフラグは、PCSAPI32.H で以下のように定義されています。

フラグ
構造体内の有効なメンバー
PCS_PAGE_CPI
nCPI のみが無効です。
PCS_PAGE_LPI
nLPI のみが無効です。
PCS_PAGE_FACE_NAME
szFaceName のみが無効です。
PCS_PAGE_MPL
nMPL のみが無効です。
PCS_PAGE_MPP
nMPP のみが無効です。