使用上の注意

  1. EHLLAPI は、オペレーティング・システムのメモリー・ マネージメントからバッファーを取得し、 そのバッファー・アドレスを戻りパラメーター・ストリングに置きます。要求バッファー・サイズ (長さ) もパラメーター・ストリングに渡されます。バッファー・サイズは、1 バイトから 64 KB - 256 バイト (X'FF00' バイト) の長さです。

    バッファー・サイズに関する情報は、"Query Communications Buffer Size (122)"を参照してください。

  2. この関数で取得したバッファーは、別のプロセス間では共用できません。共用しようとすると、アプリケーションで予測不可能な結果が生じることが あります。
  3. EHLLAPI アプリケーションは、Free Communications Buffer (124) 関数を発行して、割り振られたメモリーを解放する必要があります。
  4. 1 つのアプリケーションに割り振ることのできるバッファーは 10 個が 限度です。この限度に達すると、リソースが使用できないことを示す 戻りコード (RC=11) が戻されます。
  5. Reset System (21) 関数は、この関数が割り振ったバッファーを解放します。