戻りパラメーター

この関数はデータ・ストリングおよび戻りコードを戻します。
データ・ストリング:
A (非同期) を位置 5 (標準インターフェースの場合は 位置 2) に指定して、関数が正常終了した場合、以下の データ・ストリングが戻されます。
バイト 定義
標準 拡張  
9–10 13–14 2 バイトの関数要求 ID。この関数要求 ID は、この関数呼び出しの完了を判別するために Get Request Completion (125) 関数で使用します。
15 ~ 16 予約済み。
17–20 EHLLAPI によってイベント・オブジェクト・アドレスが戻される 4 バイト値。アプリケーションは、このイベント・オブジェクトを待ちます。イベント・オブジェクトがクリアされたときに、アプリケーションは Get Request Completion (125) 関数呼び出しを発行しなければなりません (32 ビットの場合のみ)。
注: イベント・オブジェクト・アドレスは、非同期要求が正常終了する たびに戻されます。イベント・オブジェクトは再使用しないでください。要求ごとに新しいイベント・オブジェクトが戻され、 そのイベント・オブジェクトはその要求の間だけ有効です。
データ・ストリング:
M (非同期メッセージ・モード) をバイト位置 5 (16 ビットのアプリケーションの場合は 2) に指定して、 関数が正常終了した場合、以下のデータ・ストリングが戻されます。
バイト 定義
9–10 13–14 2 バイトの関数要求 ID。この関数要求 ID は、この関数呼び出しの完了を判別するために Get Request Completion (125) 関数で使用します。
15 ~ 16 予約済み。
11–12 17 ~ 18 非同期メッセージ・モードのタスク ID。
19 ~ 20 予約済み。
注: 関数が正常終了した場合、アプリケーション・ウィンドウは メッセージを受け取ります。メッセージは、RegisterWindowMessage(PCSHLL) の戻り値です。wParam パラメーターには、関数呼び出しによって戻されたタスク ID が入ります。lParam パラメーターの HIWORD には戻りコード 0 (関数の正常終了) が 、LOWORD には関数番号 126 が入ります。
戻りコード:
以下のコードが定義されています。
戻りコード 説明
0 Read Structured Fields 関数は正常終了しました。
1 無効なホスト表示スペースの短縮セッション ID が指定された か、またはホスト表示スペースが接続されていません。
2 パラメーター指定でエラーが発生しました。
9 システム・エラーが発生しました。
11 リソースが使用できません。(メモリーが使用できません。)
35 要求はリジェクトされました。ホストからのアウトバウンド送信が取り消されました。
36 要求はリジェクトされました。ホストと接続できません。
37 関数は正常終了しましたが、ホストでのインバウンド送信が使用できません。