使用上の注意

以下の EHLLAPI 関数は、ロックされている間は待機させられます。
  • Window Status (104)
  • Change Switch List Name (105)
  • Change PS Window Name (106)

これらの待機させられた要求は、ロックが解除されるまでサービスされません。ロックが解除されると、待機させられた要求は、先入れ先出し法 (FIFO) の順序で 処理されます。

ロックを要求したアプリケーションは、以下のいずれかの方法で、表示スペース・ウィンドウをアンロックします。
  • UNLOCK オプションを指定した Lock Window Services API を正常に発行する。
  • まだロックを所有している間に、表示スペースとの接続を 切断する。
  • まだロックを所有している間に、Reset System (21) 関数を発行する。
  • まだロックを所有している間に、アプリケーションを停止する。
  • セッションを停止する。

アプリケーションを終了する前に、Lock Window Services API 関数を使用してロックしていたすべての表示スペース・ウィンドウをアンロックする必要があります。アプリケーションがロックを未処理のまま終了すると、サブシステムは そのロックを解放します。

アプリケーションでは、短時間に限り、しかも表示スペースの 排他的使用が必要なときにのみ、表示スペースをロックする ことをお勧めします。