使用上の注意

  1. Get Key 関数で戻りコード 31 が発生する場合、以下のどちらかを行ってください。
    • Start Keystroke Intercept (50) 関数の呼び出しデータ・ストリング長パラメーターの値を増やしてください。
    • Get Key 関数をもっと頻繁に実行してください。

    代行受信されたキー・ストロークは、バッファー中の 3 バイトを使用します。次の代行受信されたキー・ストロークは、隣接する 3 バイトに置かれます。Get Key 関数がキー・ストロークを取り出す (先入れ先出し、FIFO) と、そのキー・ストロークが使用していた 3 バイトは他のキー・ストロークで使用できるようになります。バッファーのサイズを増やすか、バッファーからキー・ストロークを取り出す 頻度を増やすことによって、バッファーのオーバーフローを避けることができます。

    PC/3270 において、戻りコード 31 を除去する他の方法は、再開モードで PC/3270 エミュレーターを操作することです。

  2. Send Key (3) 関数 を使用すれば、元のキー・ストロークと、EHLLAPI アプリケーションが必要とする可能性のある他のキー・ストロークとの両方をホスト接続表示スペースに渡すことができます。
  3. キー・ストロークは非同期に受信され、Start Keystroke Intercept (50) 関数を使用して EHLLAPI アプリケーション・プログラムで指定したキー・ストロークのキューに入れられます。
  4. Get Key 関数は read コマンドと同様に機能します。キー・ストロークが使用可能な場合、キー・ストロークはユーザーのアプリケーションで用意したデータ域に読み込まれます。
  5. セッションに対するフィールド・サポートの場合、 アプリケーションは Enter キーなどの AID キーだけが必要かもしれません。この場合には、Start Keystroke Intercept (50) 関数のオプション・コードを D (AID キー専用を表す) に設定します。
  6. この関数を使用するには、戻りデータ・ストリング・パラメーター を受け入れるメモリーを事前に割り振ります。このメモリーの事前割り振りに必要なステートメントは、 アプリケーションに使用される言語によって異なります。詳しくは、メモリー割り振りを参照してください。