クライアント命名機能

クライアント命名 (CN) 置換キーワードがワークステーション ID (WID) フィールドに指定されていると、DEVice NAME の 生成時に外部名が検索されて使用されます。

CN キーワードには、アンパーサンド文字 (&) の接頭部が付けられ、その後ろには 5 文字の ID が続きます。サポートされる 2 つのキーワードは次のとおりです。

&COMPN
Windows クライアント用のコンピューター名
&USERN
エミュレーターが実行される Windows コンピューターへのログオン時に指定されたユーザー名。

10 文字の長さの DEVNAME フィールド内に残っているスペースを超える長さの名前には、デフォルトにより左側から 切り取られる余分なものが付いています。プラス符号 (+) 文字を用いて CN キーワードをプレフィックス変換する (例えば、+&COMPN) ことにより、超過文字を右側から切り取ることもできます。

注:
  1. 指定された名前を獲得できない場合には、メッセージ Unable to get the local "x" name (ここで、"x" は COMPN もしくは USERN) がステータス・バーに表示されます。
  2. WID にクライアント命名キーワードが指定された場合、この機能用に定義されている文字以外の文字は無視されます。
  3. DEVNAME の先頭位置の数字は無効であり、iSeries、eServer™ i5、または System i5® によってポンド記号 (#) または番号に変換される場合があります。
Example A: ワークステーション ID が &COMPN* で、ローカル・コンピューターの名前が clientaccess1 である場合、最初の 3 つのセッション用に生成される装置名は ntaccess1Antaccess1B、および ntaccess1C になります。
Example B: ワークステーション ID が +&COMPN*% で、ローカル・コンピューターに対する USER ログオンの名前が clientaccess1 である場合、最初に 3 つのセッション用に生成される装置名は clientaccAclientaccB、および clientaccC になります。