置換文字

WID フィールドの特殊な置換文字を使用して、生成された情報の DEVNAME フィールドへの配置を制御することができます。WID では、生成された各文字ごとに 1 つの置換文字が使用されます。これは、DEVNAME 内に、生成された文字のためのスペースを予約し、生成された各文字の配置場所を指示します。3 つの特殊置換文字は次のとおりです。

短縮セッション ID
(値の範囲: A から Z または a から z) WID 内でこれを表す特殊文字はアスタリスク (*) です。
Example:
ワークステーション ID が 123* として構成されていて、最初のセッションの短縮 ID が A である場合、最初の 3 つのセッション用に生成される装置名は 123A123B、および 123Cとなります。
セッション・タイプ ID
(使用可能な値: ディスプレイの場合の S またはプリンターの場合の P)。WID 内でこれを表す特殊文字はパーセント記号 (%) です。
Example: ワークステーション ID が %123* として構成されていて、セッション・タイプがプリンターである場合、生成される最初の 3 つの装置名は P123AP123B、および P123C となります。
競合回避 ID
(値の範囲: 1 から 9、A から Z、または a から z) 競合回避 ID (CAID) は、旧名が既に使用中であるために Telnet サーバーによって拒否された場合に装置名競合 (DNC) 機能 (装置名競合処理 を参照) によって使用され、新しい DEVice NAME を生成します。WID 内でこれを表す特殊文字は等号 (=) です。
Example: ワークステーション ID が %ABC= として構成されていて、セッション・タイプがディスプレイであり、装置名 SABC1 が既に iSeries、eServer™ i5、または System i5® で使用中である場合、生成される最初の装置名 (SABC1) はサーバーに拒否されますが、2 番目の名前 (SABC2) は受け入れられます。